奈良県を中心にホームページ制作・WEBマーケティングを行っているJIGUMAです。
今回は、奈良県の専業主婦が多い理由について考察してみました。
平成29年の就業構造基本調査によると、奈良県の共働き世帯の割合は全国47位の42%となっています。
この調査は5年ごとに行われているようで、平成24年度の調査でも47位の39.1%でした。
ちなみに、共働きの世帯の割合が全国で一番多いのは、福井県で、その割合は60%となり、奈良県と比較するとその差は18%にもなります。
47位 | 奈良県 42% |
---|---|
46位 | 大阪府 44% |
~ 省略 ~ | ~ 省略 ~ |
2位 | 山形県 57.9% |
1位 | 福井県 60% |
全国平均は48.8%となっており、共働きの世帯数が少ないという事は、専業主婦が多い事が予想されます。
なぜ、奈良には専業主婦が多いのか?
調べてみたのです、残念ながら、奈良の専業主婦が多い明確な理由はわかりませんでした。
ただ、それではあまりですので、個人的に、奈良の専業主婦率が高い理由について、二つの仮設を立ててみました。
あくまで専門家ではないので、あくまで参考程度でお願いします。
【仮説その1】年収に比べて物価が安いから
調べてみると、奈良県の平均年収額は、全国15位の476万円でした。
1位の東京都が622万円なことと、順位からわかる様に奈良県は真ん中よりちょっと上くらいです。
参照:【都道府県別年収ランキング】地域間格差が明確にわかる|年収ガイド
奈良県の年収がそれほど、高くない事はわかりましたが、それに対して奈良県は物価水準が全国44位とかなり低くなっています。
収入に対して、物価水準が低い為、家庭に余裕があり専業主婦が多いのかもしれません。
参照:物価水準の都道府県別ランキングを作ってみた (2018年4月1日) – エキサイトニュース
年収が多くなくても、奈良県は豊かにくらせるのかもしれません.
この結果は、奈良の貯蓄額が1位の理由にも大きく関係してそうですね。
【仮説その2】資産家が多いから
以前、奈良市民の貯蓄額が全国1位のと言う内容の記事をかいたのですが、この中で、有価証券の金額が全国2位だった事がわかりました。
有価証券
株式、債券、投資信託、などを指します。
上記は以前に書いた記事ですが、奈良には資産家が多く、労働以外の収入源が多いのも専業主婦が多い理由になるのかもしれません。