奈良県奈良市のホームページ制作・Webマーケティング事務所

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ホームページ制作をフリーランスに依頼するメリット・デメリット

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フリーランス

海外では以前から割と当たり前だった、フリーランスと言う働き方ですが、近年の日本でもフリーランスとして働く人が増え、2015年には1000万人を超えています。

これは日本の労働力人口の約15%に匹敵し、また、プロフリーランスの経済規模は1兆円をこえています。

この様な結果からも、日本でも最近特にフリーランスと言う働き方が浸透・認知されて来たように感じます。

出展:【ランサーズ】フリーランス実態調査2020

JIGUMAでも個人事業主兼フリーランスと言う立場で営業しておりますが、今回はタイトルにある通り、ホームページ制作の依頼をフリーランスに依頼するメリットデメリットについて考えてみたいと思います。

ホームページ制作をフリーランスに依頼するメリット

一気通貫での作業で認識の相違が起こりにくい

ホームページの制作会社では、営業担当と制作担当が分かれている分業制を用いている会社も多く、

営業・打合せ段階での話が上手く、制作担当者に伝わらず、「実際の出来上がったデザインイメージが思っていたものと違う。。」と言ったケースも少なく在りません。

また制作段階でも、デザインと構築で作業を分担している事も多い為、「必要な機能が備わっていない。。」などと言ったお互いの認識の相違が発生し、結果として修正や、無駄なやり取りが多くなってしまいがちです。

その点、フリーランスの場合ですと、営業・打合せ~制作まで一人で担当する為、お互いの認識の相違が起こりにくく、スムーズなホームページ制作が可能となります。

制作費のコストが安い

ホームページの制作費用の大半は「人件費」×「作業時間(単価)」となります。

制作会社の場合、営業マン・ディレクター・デザイナー・エンジニアと関わる人が多くなり、その分、制作費として請求されます。

また、人件費以外にも、家賃や光熱費・広告費などの「間接費」がホームページの制作費用には乗っかっています。

一方、フリーランスの場合は、基本的に全て一人で担当する場合がほとんどで、「人件費」の発生が制作会社に比べて安く済みます。

また、「間接費」も制作会社に比べて少ない為、同じ様な規模・クオリティのホームページを依頼しても、制作会社に比べてフリーランスに頼んだ方が安くなる傾向にあります。

制作クオリティのバラつきが少ない

ホームページの制作を依頼する際の、大きな判断基準の一つに制作実績があると思います。

せっかく、制作実績を気に入ってホームページの制作を依頼したのに、担当したデザイナーによりクオリティに差がある場合があります。

大きな制作会社になればなるほど、デザイナーを複数抱えており、気に入ったデザインをしたデザイナーが実際に担当するかはわかりません。

また、制作実績も一部のトップデザイナーの事例のみを載せている、ケースなどもあります。

フリーランスの場合、制作実績は全て自分で制作したものになりますので、制作会社のような制作クオリティのバラつきは起こりません。

担当者が変わらない

ホームページ制作会社の場合、ホームページの担当者が会社を辞めてしまう。

または担当者がコロコロ変わるなどのケースが発生する事があります。

・担当者が変わってからレスポンが悪くなった
・引継ぎが上手いってない
・担当者がこれまでの経緯を理解しておらず、同じ内容を、また一から説明する事に

実際にこの様な、ケースは少なくありません。

その点、フリーランスの場合は担当者が一貫している事もフリーランスのメリットの一つです。

柔軟な対応が可能

決められた業務時間が休日が決められている制作会社と違い、フリーランスの場合は人によっては、土日や深夜帯にも対応してもらえる場合があります。

もちろん、対応の範囲はフリーランスによって異なりますので、事前に確認はするようにしましょう。

ホームページ制作をフリーランスに依頼するデメリット

大規模のホームページには向かない

フリーランスの場合ですと基本的に一人での作業となる為、100ページを超える様な大規模のホームページになると、どうしても納品までのスピードが落ちてしまいます。

同様に大規模な改修など定期的に大がかりな更新などが発生するホームページなどの管理を任せるには不向きです。

リソース不足発生の可能性がある

フリーランスの場合、一人ですべての業務をおこなう為、案件などが被ってしまうと、すぐに対応できない。希望の納期に間に合わないというケースが発生します。

ホームページの制作を依頼する前には事前にリソース状況や納品期日などはきちんと確認する様にしましょう。

対応範囲や技術に大きな差がある

フリーランスの場合ですと、デザインしか出来ないデザイナーや、ホームページの制作はできるが、システム構築が出来ないなど、対応できる範囲が個人のスキル・技術ににどうしても依存してしまいます。

自分の依頼する内容に、きちんと対応できるのか?
将来的にこんな機能を実装したいが、技術的に可能なのか?

対応範囲や技術面についても確認する事が大切です。

フリーランスの信用面について

フリーランスは信用が無い。この様な意見を実際耳にする事がありますが、たしかに法人にくらべ信用面ではフリーランスの方が弱いかもしれません。

しかし、法人であろうと、

・多額のクレジット契約を行う詐欺まがいの制作会社にだまされた
・簡単な修正依頼を出してから、対応まで1週間以上放置された

実際に、この様な相談を受ける事もございます。

当然、フリーランスの方が安心だ!なんて言うつもりもございません。

法人であろうが、フリーランスであろうが、本当に依頼して大丈夫かを自身の目で見極める事が大切です。

まとめ

フリーランスにホームページ制作依頼をすると、費用面が安く済んだり、大手の制作会社では難しい融通がきいたりとメリットが多数あります。

ただその一方で大規模なホームページには向かないなどのデメリットもありますので、自身の依頼する内容に応じて検討しましょう。

フリーランスは技術面・クオリティはバラバラだったりするので、

ホームページの制作依頼に限らず、仕事の依頼・外注先を探す場合は信頼できるパートナーを探す事が重要です。

制作を依頼する前の打合せ段階で、

・クオリティ
・対応範囲
・技術力
・サポート内容

その他にも、個人の人柄などをしっかりと見極める事で、信頼できるフリーランスにホームページ制作を依頼する事ができれば、フリーランスはホームページ制作の強力なパートナーとなります。

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