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チラシよりおすすめ!?リスティング広告についてのまとめ

 |  Webマーケティング

インターネット

Webマーケティング手法の一つであるリスティング広告ですが、通常のSEO対策に比べて即効性が高く、比較的低予算で始められる為、中小企業や個人事業の方で導入する企業が増えて来たように感じます。

その反面、

  • チラシなど紙媒体の広告を利用しているが、ウェブ広告には手を出していない
  • ウェブ広告には興味があるが、いまいちよくわかっていない

という方も多く見受けられますので、今回はそんなリスティング広告について、メリット・デメリットを踏まえた特徴をご紹介いたします。

そもそもリスティング・Web広告とは?

Google・Yahoo検索画面

Yahoo!やGoogleなど検索エンジンの検索結果に表示される広告の事を指します。

クリック数に応じて課金される広告モデルから、PPC(Pay Per Click)広告とも呼ばれます。

リスティング広告は大きく分けて2種類あります

「検索連動型広告」、「ディスプレイ広告」の2つの種類に分けられます。

「検索連動型広告」、「ディスプレイ広告」と言うとなんだか堅苦しく聞こえますが、どちらも皆さん一度は目にした事があるのではないでしょうか?

検索連動型広告・ディスプレイ広告

検索連動型広告

テキスト広告を中心に、検索結果の画面に広告を出すことができます。

ユーザーの検索ワードに応じて広告が表示されるため、ニーズを理解している見込み顧客向けの広告となります。

ディスプレイ広告

ディスプレイ広告では、バナー広告とテキスト広告の両方を表示できるのが特徴で、Google、Yahoo!以外のパートナーサイトにも掲載されます。

商材やサービスへのニーズが固まっていない潜在顧客にアプローチする事ができます。

インターネット広告の現状

インターネットの広告市場は年々増加しており、2017年にその広告費は1.2兆円を超えました。

全ての広告媒体と比較しても、4分の1に迫っており、今ではテレビCMに次ぐ広告媒体へと成長しました。

このデータを見るだけで、どれほど多くの企業が紙媒体の広告からインターネット広告へ移行していることがわかると思います。

【参照サイト】
2017年日本の広告費 インターネット広告媒体費 詳細分析
「2017年 日本の広告費」解説―止まらないインターネット広告費の伸長で6年連続のプラス成長 | ウェブ電通報

リスティング広告のメリット

無駄な費用が発生しにくい(クリック課金制)

リスティング広告は、原則クリック課金制を採用しています。
(※一部のSNS広告では表示課金を採用している場合もあり)

その為、何度表示されてもクリックをされなければ費用は発生しません。

誤クリックなどを除けば、費用発生時は必ずWebサイトを閲覧して貰えることになります。

予算調整が簡単

リスティング広告ではワンクリックで予算調整が可能です。

1日ごとや月ごとに細かい予算調整も出来る為、セールや繁忙期に合わせて予算アップをする事も可能です。

また、思ったような費用対効果が見込めなければ、予算の減額や広告停止も簡単に行う事が出来ます。

費用対効果を正確にはかる事ができる

リスティング広告では、

  • クリック数
  • 表示回数
  • コンバージョン(CV)数
  • ワンクリック辺りの単価
  • 広告経由の売上

など、様々なデータを取得する事が可能です

これにより、広告費に対しての費用対効果を正確に数値化する事が出来ます。

※コンバージョン(CV):広告利用時の目標達成
例)問い合わせ数・購入数・会員登録数など

ターゲットを細かく絞り込む事が出来る

性別・年齢・地域など細かなターゲット設定をおこなう事ができます。

業種や商品・サービスに合わせて、ユーザーを絞り込む事で、より確度の高いユーザーにのみアプローチをすると共に費用対効果のアップも望めます。

パートナーサイトにも掲載される

それぞれの検索エンジン以外にも広告が掲載される場合があります。

下記がその一例です

広告パートナーサイト例

リスティング広告のデメリット

これまで、リスティング広告のメリットをご紹介してきました。

リスティング広告には様々なメリットがある事は、ご理解いただけたと思います。

では、そんなリスティング広告にデメリットは無いのでしょうか?

続いてはリスティング広告のデメリットをご紹介します。

広告出稿を止めるとアクセスが減少する

当然ですが、広告を出す事をやめた時点で、広告経由のユーザーからのアクセスは無くなります。

SEO対策・コンテンツマーケティングなどで通常の検索(オーガニック検索)からサイトに訪れるユーザーを増やした場合であれば、多少のサイトの更新に滞りがあっても、いきなりアクセスが大きく減る事はありませんが、リスティング広告ではそうはいきません。

この点は、リスティング広告の大きなデメリットと言えます。

細かな調整・メンテナンスが必要

冒頭にも述べた通り、今や主流の広告媒体である、リスティング広告は多くの企業が導入しています。

その為、より高い効果を求める為には、キーワードの単価調整や広告文のABテスト・サイトの改善など細かな調整やメンテナンスは必須と言えます。

その為ある程度の、人的リソースの確保、専門の業者に委託するなど広告費以外での費用も考慮する必要があります。

まとめ

今回はリスティング広告のメリット・デメリットについてご紹介しました。

参入企業が増えたとはいえ、今後まだまだインターネット広告の需要は伸びると考えられます。

継続的に出し続ける以外にも、

新規サイトの立ち上げなど、中々検索からアクセスの集める事が難しい期間だけリスティング広告を利用して、検索流入が増えたら徐々に広告費を減らす。

セール・繁忙期の時だけリスティング広告を利用するなど、上手く活用する事で強力なWebマーケティング手法になります。

また、少額から始めて、費用対効果が見込めなければすぐに辞める事ができるのもリスティング広告の特徴ですので、是非リスティング広告にご興味を持たれた方は、一度導入を検討してみてはいかがでしょうか。

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