ホームページのひとつの大きな特徴として、アクセス数や問い合わせ数など、数値として効果を実感できる事があります。
しかし、数値に表れる部分だけがホームページの全てではありません。
今回はそんな数値には表れないホームページの効果について考えてみたいと思います。
目次
ホームページを持つ事は信用に繋がる
2019年現在、企業のホームページの所有率は9割を超えるとも言われています。
『今や企業がホームページを持っているのは、当たり前の時代』となりました。
ホームページを持っている = 信用
ホームページを持っていない = 信用できない
必ずしも上記の図式がなりたつとは言えませんが、この傾向は年々強まってきているように感じます。
それではもう少し細かくみていきましょう。
取引先は真っ先にホームページを調べる
もしあなたが、新たな取引先との取引を開始しようとした際に、何で取引先を調べますか?
大半の人がまずは、取引先のホームページを見る事から始めるのではないでしょうか。
その際、取引先のホームページがなければどうですか?
さすがに「ホームページがないから取引をするのは辞めよう」とはならないまでも、多少の不信感に繋がりませんか?
逆に、ホームページがきちんと作られていて、細かく事業内容や業務実績などが掲載されていればどうでしょう?
ホームページの無い企業に比べて安心感がグッと増すのではないでしょうか。
この安心感や信頼はアクセス解析などの数値には表れませんが、ホームページを持つ上での大きなメリットになります。
就職希望者の9割は企業のホームページを確認する
また、取引先やクライアント以外でも、転職活動者の約9割は企業のホームページを確認すると言うデータもあります。
ハローワークや各種求人媒体を見て気になる求人を見つけたら、転職希望者の大半は求人を見た後に企業のホームページをチェックしている事がわかります。
企業の魅力や明確なビジョンを明記する事で、応募しようか悩んでいる転職希望者の後押しにもなります。
求人を出し続けているのに、なかなか応募がなかったりするのは、意外とホームページのせい?
だったりするかもしれません。
クレジット会社や信販会社の審査時に必要な場合がある
一部のクレジット会社や信販会社ではホームページが無ければ審査を通らないなどという事もあります。
正直、我々制作する側からすれば、架空のホームページを作る事など容易な事ですが、これもある種、ホームページを持つ事が社会的な信用に繋がるという事を表す一例だと思います。
※あくまで例えです。JIGUMAでは審査を通すための架空のホームページ制作などは一切おこなっておりません。
適切な情報を発信する事ができる
ホームページを持っていない場合、顧客や取引先は容易にあなたの会社やお店の情報を知る事が出来ません。
業種によっては、ポータルサイトなどに情報が掲載されている事もありますが、ポータルサイトなどに掲載されている情報は、転居前の住所や電話番号がそのまま使われていたりと誤った情報を掲載している可能性もあります。
適切な情報をきちんと発信する事は特に直接、利益や数値に表れる部分ではありませんが、ホームページの持つ重要な役割だと言えます。
例1)休業の報告
夏季・冬季の長期休業や社内研修などの臨時休業の際などホームページから情報を発信する事で、
顧客や取引先が「何度、電話しても繋がらない」などといったトラブルやストレスを軽減する事が出来ます。
また、ホームページがあれば休業の際の連絡方法を問い合わせフォームに誘導する事も可能です。
適切な情報を配信する事で双方の無駄が、なくなり業務改善にも繋がります。
例2)アクセス方法や駐車場の有無
アクセス方法や駐車場は何台止められるかなどをきちんと掲載しておけば、始めて訪れる、顧客や取引先にもスムーズな誘導が出来ます。
他にも、「※駐車スペースは数台分しかございません。お車でお越しの方は事前にご連絡ください。」
などを明記しておけば、ホームページを見たユーザー側でも配慮をしてくれる可能性があります。
まとめ
アクセス解析で現れる数値以外にあるホームページの効果について考えてみました。
ネットが普及した現代において、ホームページを持つ事は信用に繋がります。
さらにホームページで適切な情報を配信する事が重要となります。
適切な情報を配信する事で、使い勝手の良いホームページ・ユーザーの必要な情報の得られるホームページとなり、さらなる企業の信用に繋がります。
アクセス解析に表れる数値も大切ですが、数値に表れない部分でもユーザーの要件を満たせているのか?
ユーザー満足度が、ホームページにおいてとても重要な部分となります。