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WordPress（ワードプレス）とは？
WordPressとはCMS（コンテンツ・マネージメント・システム）の一種です。
ここでCMSという、あまり聞きなれない言葉が出てきましたね。
では、CMSについてご説明いたします。
CMSとはコンテンツ・マネージメント・システムの略で、Webサイトのテキストや画像を管理画面にて管理し、追加や修正などを行う事が出来る管理システムの事を指します。
WordPress = Webサイトの更新・管理をおこなう事が出来るシステム
という事になります。
WordPressなどのCMSが導入されていないWebサイトであれば、ページ追加や編集を行う際には、サーバーからファイルをダウンロードして編集してアップロードをすると言う、専門的な知識・作業が必要でした。
しかし、WordPressでサイトを構築する事によって、管理画面から直感的にページの追加や編集を行う事が出来る為、サーバー上のファイルを編集する必要が無くなります。
その為、WebサイトにWordPressを導入する事で、専門的な知識のない人でも誰でも簡単に画像の差し替えやテキストの修正などをおこなう事ができるようになります。
WordPress以外にもCMSはたくさんあります
当然CMSと呼ばれるものにはWordPress以外の物もたくさんあります。
有名なもので言うと「Drupal（ドルーパル）」、「Joomla（ジュームラ）」などが海外で人気です。
日本だと「Movable Type（ムーバブルタイプ）」、「baserCMS（ベーサーシーエムエス）」なども有名どころです。
このように、WordPress以外にもCMSはたくさんあります。
では、なぜWeb制作会社が口を揃えて、WordPressをオススメするのか？
なんとなくWordPressが、どのようなものかはご理解いただけたかと思います。
でも、先ほど述べた様に、WordPress以外にもCMSはたくさん存在します。
では、なぜWeb制作会社が皆、口をそろえてWordPressをオススメするのでしょうか？
その理由をご説明します。
更新が簡単
WordPressは元々ブログから派生したCMSの為、ブログ感覚で記事を更新する事が可能です。
その代わりに、複雑なレイアウトなどは専門的な知識が必要になりますが、定期的に更新するようなフォーマットの決まったコンテンツには大変適しています。
圧倒的なシェア率
WordPressは世界NO.1のシェアを誇るCMSになります。
なんとそのシェア率は、インターネット上のすべてのサイトの33%を占めるそうです。
出典：WordPressの市場シェア（2019年）：Kinsta
ネットでの情報量も多く、WordPressに関する書籍も多数販売されています。
その為、使用方法やカスタマイズ・セキュリティの情報も豊富で安心です。
プログラムを利用するにあたり懸念材料となるのがセキュリティ面ですが、どのCMSにもセキュリティの心配はつきものです。
すでに開発が終わりアップデートの行われないCMSに比べ、常に日々開発アップデートが行われている為、その点もWordPressの安心材料の一つとなります。
開発コストが安い
WordPressは「オープンソース」と呼ばれる商用、非商用の目的を問わず利用、修正を許されたプログラムです。
もし、設置からカスタマイズまで自身で出来るのであれば、実質1円も払わずにWordPressを利用する事が出来ます。（厳密に言えばサーバー・ドメイン代等は掛かりますが、、、）
その為、通常のシステム開発に比べて一からプログラムを作成する必要が無く、大幅に開発コストを下げる事が出来ます。
また、プラグインと呼ばれる拡張機能（小さなプログラム）も豊富なため、プラグインをインストールするだけで、ある程度Webサイトに必要な機能をまかなえてしまいます。
プラグインを上手くカスタマイズ、利用する事により安価で高機能なWebサイトを短期間で作成する事が可能となります。
SEO対策に強い
「SEO対策に強い」と言いましたが、厳密に言うとWordPressは「SEO対策に強いツール」です。
あくまでツールですので、上手に使わなければSEOの効果は発揮しませんし、WordPressを導入しただけで、必ず検索上位に表示される事が約束されるわけではありません。
現在のGoogleが一番、SEO対策に置いて重要視しているのは、コンテンツの質です。
良質なコンテンツとは、検索からページにたどり着いたユーザーに対して、どれだけ有益で適切な情報を提供しているかという事です。
その為には、常にホームページを最新の状態にし、新しい情報やコンテンツをユーザーに発信、提供する必要があります。
WordPressを導入すれば、これまではWEB制作会社に頼まなければ難しかったコンテンツの追加や更新作業を自身で簡単に行う事が出来るようになるのです。
また、情報の更新以外にもSEO系のプラグインも豊富なため、細かなSEO対策の施策なども、通常の静的サイトに比べ簡単に出来るようになります。
SEOを理解しWordPressを上手に活用する事ができれば、SEO対策において非常に有効なツールとなります。
まとめ
- WordPressはWebサイトの更新・管理が出来るシステム
- 世界のWebサイトの33%のシェアを誇る
- ブログ感覚で更新できる
- 通常のシステム開発に比べコストが安くなる
- 上手に使用すればSEO対策に有効
