「SEO対策 方法」や「SEO対策 やり方」などを検索エンジンで検索すると、「SEO対策は自社で無料で出来る」と言った言葉を目にする事があります。
結論から申し上げますと、最低限のホームページに関する知識、またスキルが無い方にはSEO対策を自社でする事はオススメしません。
では、なぜSEO対策を自社おこなう事をオススメしないのか、理由をご説明します。
そもそも、SEO対策とは?と言う方はまずは下記のページも合わせてお読みください。
目次
SEO対策は無料で出来ると言っても、人的リソースは必要
一番の理由が人的リソースの面です。いくらSEO対策が無料で出来るからと言って、人的リソースが掛かってきます。
結果、SEO対策を無料で行う事が出来ても、それ上の人員コストがかかってしまっては本末転倒です。
そうなるのであれば、初めからSEO対策は業者に任せて、自身の事業に人的リソースをフルコミットする方が、よほど効率的です。
具体的なSEO対策例を交えて考えてみる
・HTMLタグの最適化
・内部リンクの最適化
・コンテンツの作成
上記は、一般的なSEO対策の施策ですが、HTMLタグの最適化や内部リンクの最適化を行うには、HTMLやCSSの知識、また編集したファイルをサーバーにアップロードするなどの、FTPソフトなどを使用するスキルが必要となってきます。
コンテンツの作成なら出来るのでは?
HTMLタグの最適化、内部リンクの最適化とは違い、WordPressなどのCMSを導入しているホームページであれば、手軽にコンテンツの作成・追加をおこなう事が可能です。
しかし、文字数の少ない日記のような記事を量産しているだけでは、SEOの効果は乏しく、キーワードの選定や目的に沿ったコンテンツの内容を作成しなければ、意味のない施策となってしまいます。
コンテンツの作成は自社で行いながら、定期的にプロの目線でチェック・分析してもらうなど、自社で出来る範囲は自社で行いながら、対応する範囲を業者と相談しながら進めていく事をおすすめします。
SEO対策においてデータの分析は必須
SEO対策において、施策以上に重要なのは、ホームページのデータを分析する事です。
・日々の検索順位チェック
・ページのアクセス
・離脱したページ
・ホームページの流入元
場合によっては、データ分析の方が施策以上に時間をかけるケースもあります。
また、このデータ分析を間違えてしまうと、無駄なSEO対策を施す事になってしまいます。
コンテンツの作成など、目に見える部分以外での人的リソースがかかる事を理解しておきましょう。
SEO対策を自社で行うのに向いている人
・ホームページ制作に関してのスキルや知識がある程度ある人
・SEO対策に十分な人的リソースを掛ける事が出来る人
・時間がかかっても、自社でSEO対策を行う為に勉強しようと考えている人
この様な方は、あらかじめ人員コストを計算した上で、SEO対策を自社で行う事をオススメします。
まとめ
いくら無料でSEO対策を行う事が出来ると言っても、最低限のホームページ制作のスキル・知識は必須となります。
ホームページの仕組みや正しいSEO対策を理解しないまま、施策を行ってしまうと、逆に検索順位が下がる事にも繋がりかねません。
また、一からSEO対策の勉強をするのと、あらかじめノウハウを持ったまま施策を行うのでは、結果が出るまでのスピードが全然変わってきます。
・ある程度ホームページに関する知識・スキルを最初から持っている
・SEO対策に十分なリソースを割く事ができる
・将来的な事を見据えて、SEO対策の勉強をしたい
この様な理由がなければ、素直に、SEO対策は業者に相談する事をオススメします。